<皇后杯:INAC神戸3-2伊賀>◇準決勝◇21日◇NACK

 INAC神戸が伊賀を3-2で下し、大会4連覇に王手をかけた。後半13分、カウンターから伊賀に先制点を許したが、同23分にFW高瀬愛実(23)が同点弾を決め、同27分にはFWゴーベル・ヤネズが勝ち越し点。同41分にGK海堀あゆみ(27)のパスミスをカットされ、同点に追いつかれたが、試合終了間際の同43分に韓国女子代表MFチ・ソヨン(22)が決勝点を挙げ、決勝進出を決めた。

 石原孝尚監督(36)は「難しいゲームだったが、選手たちが最後まで(集中力を)切らさずに(INAC神戸のサッカーを)続けてくれたことが勝利につながった」と、選手たちをたたえた。

 23日にNACKで行われる決勝では新潟と対戦する。