広島が、ナビスコ杯決勝を翌日に控えた7日、決戦の地、埼玉で練習を行った。ボール回し、変則ミニゲームなど約1時間にわたって、汗を流した。森保一監督は(46)は「これまで我々はいい準備ができたと思う。選手には思い切ってプレーしてもらいたい」と自信を漂わせた。

 広島は12年からリーグ連覇を果たしているが、同杯と天皇杯の決勝には過去6度進出して、すべて準優勝に終わっている。エースFW佐藤は「明日は美しくプレーしても負ければ、何も残らない。カップ戦は最後の最後で勝負弱さが出ている。カップ戦での甘い部分を解消しないといけない」と必勝を誓っていた。主将のMF青山は「チームがいい状態にある、と自信をもっていえる」と口にしていた。