サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、6月12日開幕のワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本戦などを対象としたくじを31日から販売すると発表した。W杯が対象となるのは初めて。1等最大6億円の「ビッグ」も含まれ、全国の売り場やコンビニ、インターネットで購入できる。

 1次リーグでは13試合の結果を予想する「トト」が2回、5試合を予想する「ミニトト」と3試合の合計得点を予想する「トトゴールスリー」はそれぞれ3回販売する。予想が不要な「ビッグ」なども6月7日から2回販売する。決勝トーナメントでも実施を予定しており、対象試合は後日発表する。

 JSCは昨年、初めてイングランド・プレミアリーグやドイツ1部リーグなど海外リーグ対象のくじも販売し、2013年度の総売上額は過去最高の約1080億5000万円だった。売上額の約9割は「ビッグ」など非予想系で、JSCの担当者は「W杯を機に予想する楽しみも覚えてもらい、スポーツ助成に貢献できればいい」と話した。