J2磐田の元日本代表MF松井大輔(32)が、10年ぶりのJリーグに「日本仕様」の肉体で臨む。鹿児島キャンプ6日目の4日、主力組のトップ下に入ってプレー。ボールを引き出しながらも、前線に飛び出すなど動き回った。04年夏に京都からフランスへ移籍して以来のJに、松井は「体を『日本仕様』にしていきたい。芝生もボールも違う。日本の形に戻すイメージでやっている」と明かした。
10年間海外でプレーした体を、肉体改造していく。「走れて機敏な動きをできるようにする。ようやく戻ってきた。ここからまた絞っていきたい」。向こうでは日本に比べて、芝生は深くピッチも軟らかい。10年ぶりの日本に、足の裏にタコができたほどだが「スパイクを替えたりしながらやってます」。激しいコンタクトを強いられ、パワーが重要視される欧州だったが、今は強さよりも「筋トレをやらない」と自ら禁止令を課し、シェイプアップを目指している。
8回の移籍を経験し、チームへのなじみ方を心得ている。新体制会見で「1年間、ずっと駒野をいじっていく」と宣言。2日のサッカー教室では“即席マイクパフォーマンス”で同い年のFW前田にムチャぶり。「しゃべるようにしている」と、笑いをとってチームに溶け込む。
日の丸からは11年1月のアジア杯で負傷離脱してから遠ざかるが「今はジュビロをJ1に上げることしか考えていない」。体とともにチームも変えていく。【栗田成芳】



