サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する日本代表は23日午後4時(日本時間同10時)から、ドーハのハリファ国際競技場で行われる1次リーグE組初戦でドイツと対戦する。

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◆初戦重要 ドイツとの初戦の結果が日本の行方を大きく左右する。

W杯が32カ国による現行の方式となった98年フランス大会以降の過去6大会で、初戦に勝利した73チーム中61チームが16強入りし、その突破率は83・6%になる。逆に黒星発進の73チームは11・0%の8チームだけと早くも崖っぷち。引き分けの場合は46チーム中27チーム、58・7%の確率で1次リーグを突破している。

過去の日本も黒星スタートの3大会はいずれも1次リーグ敗退。ベルギーと2-2で引き分けた02年日韓大会、カメルーンに1-0で勝った10年南アフリカ大会、コロンビアに2-1で競り勝った18年ロシア大会はいずれも決勝トーナメント進出を決めている。