FIFAワールドカップ(W杯)1次リーグE組は12月1日(日本時間2日午前4時)、日本代表(1勝1敗)とスペイン代表(1勝1分)が決勝トーナメント進出をかけて対戦する。

スペインのルイス・エンリケ監督(52)が決勝トーナメント進出のかかる重要な一戦を目前に控え、日本の選手について「クオリティーが高く、フィジカル面はそんなに強くないが非常に速い」と評した。

エンリケ監督は28日、ライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch」で生配信を実施した。そのもようをスペイン紙アス電子版が同日に伝えている。

エンリケ監督はその際、3日後に控えたワールドカップ(W杯)1次リーグ最終節について、「我々は日本のことをよく知っている。ここに来る前から彼らのことを分析していたからね。日本の選手たちはクオリティーが高く、フィジカル面はそんなに強くないが非常に速い。2つの傾向があり、結果が必要ない時は後ろに引いてプレーするが、負けている時はドイツ戦のようにプレスをかけることができる。我々は彼らのクオリティーの高さにより、苦しめられることになると思う」と印象を述べた。

続けて、「8~9人がドイツでプレーし、タケ(久保建英)もいる。彼らの必要性を考えると簡単な試合にはならないだろうが、我々は余計なことを考えることなく、日本を倒したいと思っている。我々は前回のオリンピックでも対戦したが、その時にスタメンだった選手たちが何人もいる」と意気込みを語っていた。

(高橋智行通信員)