オランダがA組首位で、3位になった14年ブラジル大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。
引き分け以上で1次リーグ突破が決まる開催国カタールとの第3戦。
前半26分、FWハクポ(23=PSV)がペナルティーエリア外でボールを受けると、強引にミドルシュートを決めた。今大会3戦連発で先制した。
後半4分には先発復帰したFWデパイ(バルセロナ)がファーサイドからシュートを放ち、GKがこぼしたボールをF・デヨング(バルセロナ)が押し込み2-0とリードを広げた。
同23分にもMFベルフハイス(アヤックス)が得点するも、これはVARにより取り消しになった。
第1戦は2-0でセネガルに勝利し、第2戦はエクアドルにシュート2本に封じられ、1-1の引き分けに終わっていた。
この日、オランダはボール保持率で上回り、シュート数でも圧倒。守備陣は世界最高レベルのDFファンダイク(リバプール)、W杯で代表デビューしたGKノペルト(ヘーレンフェイン)らを中心に完封した。
18年ロシア大会は予選で敗退。がん闘病中のファンハール監督率いるオランダが、2勝1分けで2大会ぶりの決勝トーナメントの扉を開いた。