メキシコ代表MFアンドレス・グアルダド（36＝ベティス）は、プロボクシング界の世界的スターとなる4団体統一スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス（32＝メキシコ）が、サッカーW杯でメキシコ代表と対戦したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（35）に大激怒した事態に「ばかげている」と言及した。
メキシコ戦終了後、アルゼンチンのロッカールーム動画が拡散され、メッシがシューズを脱ぐ際、メキシコのユニホームを床に置き、足で蹴っているようなシーンに対してアルバレスが「メキシコ軽視」「メキシコ侮辱」とSNSを通じて怒っていた。
地元メディアの取材に応じたグアルダドは「（2人の関係性は）ばかげている。あのユニホームは私のものでメッシと交換したのだ」と明かした上で、こう続けた。
「私はメッシがどのような人物なのかを知っている。汗だくになったユニホームを床に置くのはスタッフとの取り決めです。それは自分のユニホームであっても、対戦相手のユニホームであってもだ」
過去5度のW杯出場を経験したグアルダドはメッシの人柄とともに、サッカー界のロッカールームにある「常識」「規則」と強調。ボクシング界の人気スターとなる4団体統一王者アルバレスに怒りを収めるようにうながしていた。
