韓国の中央日報日本語版は3日、「韓国、16強でブラジルと対戦…勝てば韓日戦の可能性」との見出しで、サッカーの韓国代表がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦することを報じた。記事中には日本に関する記述はないが、ブラジルに勝てば、W杯では初めてとなる日韓戦が準々決勝で実現する可能性があるとの見出しをつけて伝えている。

日本時間6日午前0時に行われる決勝トーナメント1回戦の日本-クロアチアと、その4時間後に行われるブラジル-韓国の勝者は、日本時間10日午前0時開始の準々決勝で対戦する。

韓国は1次リーグ最終戦でポルトガルに2-1で逆転勝ち。ガーナに2-0で勝ったウルグアイと勝ち点4、得失点差0で並んだが、総得点で上回って、12年ぶりに決勝トーナメントに進出した。

中央日報日本語版はポルトガル戦について別の記事で「特に後半46分のゴールはまさに『奇跡』だった。孫興民が逆襲状況でゴール近くまでドリブルした後、ゴール前に抜け出す黄喜燦にパスを出した。このパスを黄喜燦がノンストップで力強く蹴り込み、逆転に成功した」と伝えている。

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