広島のFWドウグラス(27)が、2ゴールで世界3位に導いた。途中出場で後半25分にCKから頭で同点弾。同38分には浅野のシュートがバーを弾いたのを、頭で押し込んだ。

 ドウグラスは「ゴールを奪うことができて良かった。PK戦は嫌だった。PK戦になれば、運の勝負になってしまう。最後、こぼれ球が来ると信じていたし、そのためにポジションをとった。仲間と喜びを分かち合いたかった」と話した。

 今季からチームに加入し、Jリーグ制覇と世界3位にも貢献。ブラジルの点取り屋は「いいタイミングで来ることができて、チームもこういう結果を得ることができた。最後にもう1つタイトルを取りたい」と天皇杯制覇へ意欲を見せた。