サンプドリアFWシックのユベントスへの移籍がご破算となった。19日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 シックは移籍のため、6月にユベントスメディカルで検査を受けたところ問題が見つかり、先週ローマの総合病院で精密検査を受けていた。18日結果が出て、サンプドリアに残ることが決まった。1カ月後に再び検査を受ける。

 問題は個人情報のため明らかにされていないが、心臓の問題といわれている。シックはU-21チェコ代表として欧州選手権で活躍したばかり。ユベントスは同選手獲得で、移籍金3050万ユーロ(約40億円)を払うことになっていた。

 ユベントスはこれにより、フィオレンティナFWベルナルデスキの獲得交渉に拍車をかけるが、FWクアドラードはチームに残ることになるだろうとされている。