「ライプチヒがブンデスリーガの名誉を救った」と18日に独紙ビルトが報じた。

 ライプチヒは17日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)で3-2とポルトを下した。特に前半は素晴らしい攻撃を何度も見せた。勝ち点を4とし、決勝トーナメント進出は十分に可能な位置につけている。

 この勝利でライプチヒはブンデスリーガの名誉を救った。バイエルン・ミュンヘンとドルトムントが国際舞台でがっかりさせられている。ここまで唯一の勝利は9月12日にBミュンヘンがアンデルレヒトに3-0で勝った試合だけだ。

 ライプチヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後「我々の方が明らかにいいチームだった。ようやく自分たちの力を見せることができた。欧州CLにやってきた」と話した。

 前半8分にブルマのシュートをポルトGKホセサがこぼし、こぼれ球をDFオルバンが押し込んで先制に成功。その後も圧倒的に押し込み、同15分までにシュート数は7対0。しかし、同18分、一瞬のスキを突かれて同点に追いつかれてしまう。アボバカルがこの試合でのファーストタッチでシュートを決めた。

 ライプチヒは同38分にフォルスベルク、40分にアウグスティンがそれぞれ加点。ポルトも44分にCKからマルカノが決めて1点差にした。

 後半は17分まで目立ったシーンはなかった。ケイタのパスを受けたブルマがシュート。GKが触ったボールはゴールへと転がったが、最後のところでマルカノがクリアした。結局その後スコアは動かずにライプチヒがクラブ史上初となる欧州CL勝利を飾った。

 キャプテンのオルバンは「順当な勝利だった。後半はもう少しバランスを保たないといけなかったけど、それまでには素晴らしい縦へのプレーを見せることができた」とコメント。FWマルセル・シャビツァーは「すごい重要な勝利。何としても決勝トーナメントに進出したい。それが僕らの目標だ」と話していた。