交代枠を1つ残したまま試合は終わった。1点を追う展開にもかかわらず出番が訪れなかったヘルタFW原口元気は「出たかった」と本音を漏らした。

 今季序盤は控えだったが、10月に入ってブンデスリーガでは2試合連続で先発し、定位置奪回も見え始めていた。しかし14日のシャルケ戦で一発退場し、地元メディアから敗戦の戦犯扱いを受けた。

 2試合の出場停止処分を受けて国内リーグに出られない状況となったこともあり、この一戦への意気込みは強かった。原口は「監督のところにちゃんと話しに行きたい。もう1回、使ってもらえるように頑張る」と自らを鼓舞するように言った。