欧州リーグでヘルタは敵地でゾリャ・ルガンスク(ウクライナ)に1-2で敗れた。

 決勝点は後半34分、CKからのボールを1度はクリアしたが、ルハンスクはヘルタ左サイドからの連係できれいに崩し、カラバイエフからのパスをスバトクがヒールで決めた。ヘルタはそれ以外にもピンチを招いていたが、GKヤルシュタインのファインセーブでしのいでいた。

 パル・ダルダイ監督は「相手が勝つべくして勝った。それは受け入れなければならない。欧州舞台に十分なほど成熟しているかを問わなければ。我々は簡単には抜け出せないカルーセルの中にいる」と話していた。

 だがまだ希望を持てる。最後に欧州リーグに参戦した8年前も3節終了時に勝ち点は1だったが、その後3連勝で1次リーグを突破した。

 ダルダイ監督は「きれいごとを言うつもりはない。それは私のスタイルではない。勝たなければ次はないのが事実だ」とコメント。8年前のようにうまくいくだろうか、と伝えている。