メキシコリーグのパチューカFW本田圭佑(31)が敵地でのサントス・ラグナ戦で、リーグ3点目を挙げた。1-0の前半40分、左足で浮き球シュートを決めた。2得点した25日のカップ戦に続く公式戦2試合連続のゴール。試合は2-2で終わったが、新加入後に負傷で出遅れていた本田自身は復調気配だ。

 本田はゴールを決めると、駆け寄るチームメートと抱擁した。最前線で味方FWがボールを受けるのを見て、中央を駆け上がってパスを引き出し、左隅を狙った華麗なショットだった。公式戦2戦連発。同時に効果的なパスで得点機を何度も演出し、見せ場をつくった。後半41分にピッチを退いたが、チームでの存在感は確実に大きくなってきた。