大迫勇也が所属するケルンについて、6日の独紙ビルトは「降格チームのよう」とし、以下のように伝えた。

 解放されてはいなかった。欧州リーグで2日に勝利を挙げたケルンだったが、5日のホッフェンハイム戦はまたしても敗れた。勢いを持ち込みたかったが、開始9分でそれもそがれてしまう。左サイドを崩されるとアミリからのクロスをガイガーに決められた。後半11分にはオルコフスキがウートを倒してPK。ワーグナーがしっかりと決めた。ワーグナーは後半35分にもゴール。

 3失点後、ケルンのファンは続々とスタジアムを後にしだした。セキュリティースタッフは観客席前に集まり、暴動に備えたようだが、試合終了後スタジアムは静かなままだった。

 残留圏となる15位との勝ち点差は8。得点4も失点22も全クラブ中ワーストの数字。それでもケルンはペーター・シュテーガー監督への信頼を保っている。代表取締役アレクサンダー・ベーアレは「その質問はない。ペーター自身がチームに届かない、あるいはチームが監督らへの信じる気持ちがなくなってしまったら、その時は新しい状況になる。だがそうではない」とコメントしている。