MF乾貴士が所属するエイバルはアウェーでセルタに0-2で敗れた。

 乾は2試合連続でフル出場し前後半に決定機を迎えたがものにできず、「(1回目は)相手にボールが当たって方向がちょっと変わった。右足のインサイドで置きにいったけど上手く当たらなかった。(2回目も)同じですね。相手に当たって少し浮いた。どっちも枠に飛ばさなければいけなかった。もう1本シュート、切れ込んで打ったシュートも枠に飛ばさないとチャンスにもならない。悔しい」と残念がった。

 この日は体が重そうでプレーにもキレがなかった。「調子もそんなに良くなくてチームには迷惑をかけてしまった。体力がないとかそういうことじゃない。精神的なところだと思うし、自分の未熟さ、技術面とかもそうですし相手のサイドバックに完全に抑え込まれた」と渋い表情を見せたが、中3日のビリャレアル戦へ向け「出られるどうかわからないけど、しっかりそこに向けて準備をしていきたい」と気合を入れ直していた。

 2連敗のエイバルは10勝5分け10敗の勝ち点35で暫定8位。(山本孔一通信員)