スペイン代表監督を解任され、レアル・マドリードの新監督に就任したフレン・ロペテギ氏(51)が14日、本拠のサンティアゴ・ベルナベウで会見を行った。

 ロペテギ氏はスペイン連盟と5月に契約を2年延長したばかりだったが、12日にクラブがワールドカップ(W杯)ロシア大会後の就任を発表。これに激怒した同連盟が13日に解任していた。

 ロペテギ氏は「(解任された13日は)母親の死以来、自分の人生で最も悲しい日となったが、今日は人生で最も幸せな日だ」とコメントした。またペレス会長は「透明性の表れとしてW杯開幕前に発表すべきだと考えた。情報が漏れるのを避けるため公表した。(ロペテギ氏がW杯を)戦うことを許されなかったのを残念に思う」と話した。