トルコ1部ベシクタシュとの期限付き移籍が終了して、現状ではドルトムントに復帰する日本代表MF香川真司(30)が、スペインの2クラブと交渉していると、トルコ・サバハ電子版が報じた。

ベシクタシュからの残留要請の話し合いで、香川は「まずはスペインのクラブを優先に」と、自身が目指しているスペインのクラブとの交渉を最優先にすることをクラブに告げたと報じた。

さらに「今、スペインの2クラブと良い交渉ができている」と語ったという。

ベシクタシュ側は、香川の残留を望んでいる。新指揮官のアブジュ監督も「香川はいい選手だ。我々をさらなる高みへ導いてくれるだろう」と絶賛。「既にベシクタシュでのプレーに慣れているはずだ」とコメント。冬の移籍から加入してリーグ戦14試合4得点と、新天地で適応した香川の残留を願っている。

しかし、香川からの返答は「スペイン」が第1の移籍先候補だと伝えられた。すでに2クラブと交渉が開始されており、ベシクタシュ残留については「もし、スペインでの交渉が決裂した場合の第2候補として考えている」と、ベシクタシュ側に伝えたと報じた。

(オルムシュ由香通信員)