レアル・マドリードのDFセルヒオラモス(33)が8日の欧州選手権予選フェロー諸島戦に出場し、大記録を打ち立てたことをスペイン紙アスが9日に伝えている。

セルヒオラモスは同試合で代表キャップ数を167試合に伸ばし、カシージャスと並び、スペイン史上の代表戦最多出場選手となった。

これに続くのは133試合のシャビ、126試合のスビサレッタ、125試合のシルバ、114試合のシャビ・アロンソとブスケツ、110試合のセスクとフェルナンド・トーレス、102試合のラウールとなっている。

また世界を見渡してみると、セルヒオ・ラモスのキャップ数は歴代9位。トップは184試合のアーメド・ホッサム(エジプト)。そして178試合のアルデアイエ(サウジアラビア)、177試合のクラウディオ・スアレス(メキシコ)、176試合のブッフォン(イタリア)、171試合のアルムタワ(クウェート)とムバラク(オマーン)、170試合のホッサム・ハッサン(エジプト)、168試合のウルタド(エクアドル)がセルヒオ・ラモスの前にいる。

セルヒオ・ラモスがスペイン代表デビューを果たしたのは18歳の時の2005年に行われた中国との親善試合だった。当時代表を率いた今は亡きルイス・アラゴネスに起用され、3-0で勝利している。

それから14年が経過し、33歳のベテランになった今も、セルヒオ・ラモスはスペイン代表の守備を変わらずに支え続けている。またその間にワールドカップで1回(2010年)、欧州選手権で2回(2008年、2012年)優勝を果たしている。

(高橋智行通信員)