アトレチコ・マドリードは、冬の移籍市場でバルセロナ所属のクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(31)の獲得に興味を持っていると、スペイン紙スポルト(電子版)が15日、スペインのメディア、モビスター・プルスの報道を引用して伝えている。

ラキティッチは今シーズンここまで、公式戦10試合に出場するもスタメンでのプレーは1試合しかない。チームで置かれている現状に不満を持っており、今冬の退団も検討しているという。先日に行われたモビスター・プルスの番組で「ここか、もしくは別のクラブで、タイトルを獲得したい」と移籍の可能性をにおわせるコメントも発していた。

一方、Aマドリードのシメオネ監督がラキティッチのことを好んでおり、クラブは今冬の移籍市場での契約に向けて4000万ユーロ(約48億円)を準備しているという。

ラキティッチについてはAマドリードの他、以前よりACミラン、インテルミラノ、ユベントスのイタリアのビッグクラブが興味を持っており、すでにラキティッチ側に問い合わせをしていると報じた。

(高橋智行通信員)