日本代表の主将で、サウサンプトンのDF吉田麻也(31)がイタリア、セリエAのサンプドリアに移籍する可能性が出てきた。

欧州主要リーグの冬の移籍市場が閉じる1月31日、イタリアのスカイ・スポーツなど複数メディアが一斉に伝えた。

英国とイタリア、両国の報道では、今季終了までの期限付き移籍でまとまる可能性が高いという。期限ギリギリに表面化した移籍話を「サプライズ」と伝えるメディアもある。

サンプドリアは現在セリエAで16位。移籍となれば、ボローニャのDF冨安健洋とともに、日本代表のセンターバックコンビが、2人そろって堅守「カテナチオ」の文化と、優れた戦術を持つセリエAでプレーすることになる。

かつてカズ(三浦知良)もプレーしたジェノアと同じ、港町ジェノバが本拠地。サンプには、柳沢敦も在籍していたことがある。

90-91年シーズンにセリエAを1度制したこともあり、多くのイタリア代表を輩出。岡崎慎司在籍時にプレミア制覇した「ミラクルレスター」を率いたイタリア人のラニエリ監督が率いている。