プレミアリーグは再開へ向けて中立地での開催案を提示しているが、反対しているクラブに対して「長期的な影響を考える必要がある」と、リーグ戦の中止による代償の方が大きいと警告した。8日付のスカイスポーツ電子版が報じた。

新型コロナウイルスの影響により、3月13日からリーグ戦は中断している。再開へ向けて最大10会場での中立地開催案が提案されているが、全20クラブ中14クラブの同意が必要となっている。合意しない場合は今季が打ち切りになる可能性もある。

現在、15位ブライトン、16位ウェストハム、17位ワトフォード、18位ボーンマス、19位アストンビラ、20位ノリッジの、残留を争う6クラブが反対しているという。ホームアドバンテージを失う影響の大きさを懸念していると伝えた。

これに対してプレミアリーグは、今季が打ち切りになれば、2部降格よりも大きな代償を払う可能性があるとし、反対票を投じた場合の長期的な影響を考える必要があると警告したという。