スペイン1部でMF久保建英の所属するビリャレアルの新監督ウナイ・エメリが、2部のカルタヘナ相手に3-1で勝利したプレシーズンマッチ初戦(23日)を終えた後、インタビューに答えた模様をスペイン紙アス電子版が24日に伝えている。

エメリ監督はその際、プレシーズンマッチ初戦の評価について「今、最も重要なのは出場時間を蓄積することだ。我々はバエナを除いた全員を45分間プレーさせ、その時間で選手たちは、我々が戦術面で準備してきたものに取り組んだ。特に我々はプレーのリズムとインテンシティを求め続けているし、それらに結果を出す力も追加される」と返答した。

ここまでの仕事ぶりについては「プレシーズン最初の仕事に満足しているし、今後の試合でさらに良くなり、より多くのものをもたらせられるよう、素晴らしい仕事ができることを期待しているよ」と語った。

カルタヘナ戦でいい攻撃を見せたことについては「あの試合では素晴らしいもの、美しいプレーのシチュエーションや良いプレーを何度も披露できたが、我々は前進し続ける必要がある」と見解を述べた。

プレシーズンマッチについては「選手たちに出場時間を与え、組み合わせや集団の中での個人の可能性、選手たちのポジションを探すつもりだ。プレシーズンマッチはそのための試合だからね」と説明している。

ビリャレアルはこの後、25日20時(日本時間26日3時)に2部テネリフェ、28日20時(日本時間29日3時)にバレンシア、9月2日19時(日本時間3日2時)にレアル・ソシエダードと対戦するほか、5日にプレシーズンマッチ(対戦相手未定)を行う予定となっている。(高橋智行通信員)