ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(42)が難病である重症筋無力症を患っていることを明かした。

米ヤフー電子版によると、同監督は1-1で引き分けた23日トリノ戦後「1カ月くらい、私が死ぬんじゃないかといううわさがあった。でも心配しないでくれ。私は死なないよ。自己免疫疾患である重症筋無力症を患っているんだ」と告白した。

この病気は、同じ筋肉を何回も動かしていると力が出なくなってくるのが特徴。まぶたが下がるなど目に症状が現れる眼筋型や、全身型などの分類がある。ガットゥーゾ監督は「物が二重に見えるのが一番難しい症状だ。1カ月くらい自分じゃない感じがしているし、チームにも影響を与えてしまっていると思う」と、ここ3試合勝ち星がない責任が自分にもあると言及した。

その上で「これが10年間で3度目の重症筋無力症。だが病は治るし、目も元の位置に戻る。そうしたら私は今までよりも美しくなるだろう」と話した。