ヘタフェが31日、スペインリーグ第21節でアラベスとホームで対戦し0-0で引き分けた。日本代表MF久保建英が先発出場したこの一戦の前半のファウル数が、欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)最多であるとスペイン紙アス電子版が31日に報じた。

同紙はデータ分析会社オプタの情報を元に、この試合の前半のファウル数24回が、今季ここまでに行われた欧州5大リーグの試合の中で最も多いことを伝えている。

前半のファウル数の内訳はヘタフェ13回、アラベス11回。そしてこの試合全体のファウル数は39回(ヘタフェ20回、アラベス19回)だった。ヘタフェは現在、スペインリーグのファウル数ランキングでトップ、アラベスは8位となっている。

またアス紙はこの試合について、「退屈なリズムで試合が進み、何度もプレーが中断し、実質的にチャンスがなく、スコアレスドローで終了した」と分析した。実際、両チームのシュート数はヘタフェ6本、アラベス5本で、枠に飛んだシュートはともに1本のみと決定機が非常に少ない試合になっていた。

(高橋智行通信員)