ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)のレアル・マドリード復帰が実現する可能性があると、スペイン紙マルカ電子版が23日に報じた。

同電子版によると、ロナウドはRマドリードから復帰オファーが届いた場合、ユベントスを離れる準備ができているという。キャリアの中で最も華々しい活躍を見せ、自身がレジェンドになっているクラブに戻ることに加え、まだ多くのことで貢献できると確信しているため、古巣復帰の可能性をとても楽しみにしている。

ユベントス加入後、18-19年シーズンは43試合28得点、昨季は46試合37得点、今季ここまで34試合30得点。3シーズン計95得点という実績が、ロナウドがRマドリードで貢献できるという確信を強めるものとなっている。

また、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で優勝するためにユベントスに加入したものの、期待通りにはならなかったことも、退団を希望する理由のひとつだ。

最近、Rマドリードの主将セルヒオラモスが、ロナウドについて「彼は世界最高の選手のひとりであり、僕たちをより勝利に近づけてくれたはずだから、僕なら彼を退団させなかっただろう」と意見を述べた。するとジダン監督も「彼の復帰の可能性はあり得る」とコメントした。

シーズン終了まであと約2カ月に迫る中、今後、Rマドリードとロナウドの間に何らかの大きな動きが起こる可能性がある。(高橋智行通信員)