レアル・マドリードが0-0でリバプールと引き分け、2戦合計3-1で、3季ぶりの準決勝進出を決めた。

優勝した18-19年シーズン以来、2季ぶりの4強を逃したリバプールのユルゲン・クロップ監督(53)は「もし先制していたら状況は違っていただろう。彼らは特定の時間にゲームをコントロールしたが、我々が2度の素晴らしいチャンスを生かしていれば、準決勝進出の可能性がもっと高まったはずだ」と得点力不足を嘆いた。

その上で来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保するため、チームが素早く立ち直る必要性があると強調。「我々はこの大会が好きだし、(財政面など)その他の意味でもこの大会はクラブにとってとても重要だ」と話した。

現在、リバプールはプレミアリーグ6位。CL出場圏内の4位ウェストハムを勝ち点3差で追っている。「我々はプレミアリーグに集中しなければならない。19日には次のチャレンジであるリーズ戦が待っている。走って、猛烈な勢いでプレーしないといけない。そのために準備しないと」と意気込んだ。