スペインはポーランドと1-1、2戦連続の引き分けとなった。

ルイスエンリケ監督(51)が試合後のインタビューで、ポーランド戦について語った。

試合の感想について指揮官は「もう1度試合を見て、深く分析したいと思っている。試合の印象は明らかに良いものではない。おそらく我々の方が優れていたが、明確に勝利するためには不十分だった。ポーランドは勇敢だったし、全力で我々にプレスをかけてきたよ。我々は彼らにあまりチャンスを作らせなかったが、レバンドフスキの決定機で失点してしまった。また試合の重要な局面での非常に貴重なPKについては残念だ。我々にはチャンスがあった」と勝ち切れなかったことを嘆いた。

試合で気に入っていないことについては「より大きな優位性を得て、もっと多くのチャンスを生み出せることを期待していたが、ポーランドの仕事ぶりが素晴らしかったためできなかった。ポジティブな結果が出ない場合は特に試合を分析する必要がある」と返答している。

初戦のスウェーデン戦で決定機を外したことによりホームのサポーターからブーイングを浴びながらも、2戦連続の先発出場となったポーランド戦で先制点を決めたモラタについては「今日も以前の試合でも彼は多くのことをうまくやっていた」と十分なパフォーマンスだったことを強調した。

スペインは1次リーグE組で現在、2試合2分けの勝ち点2で3位と厳しい状況に陥る中、23日に決勝トーナメント進出を目指し最終節でスロバキアと対戦する。(高橋智行通信員)