ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフは25日(日本時間26日)、川崎フロンターレMF田中碧(22)が期限付き移籍で加入すると発表した。買い取りオプション付きで、契約期間は2021年7月1日からの1年間となる。

ドイツで契約書にサインをした田中は、クラブの公式サイトで「自分自身にとって、この大きな一歩を踏み出せたことをうれしく思います。自分がユースの頃から所属していたクラブを離れるのは簡単ではありませんでしたが、今はデュッセルドルフでの自分の役割を楽しみにしています」などとコメントしている。

また、クラブ幹部のクライン氏は「高いクオリティーで我々の中盤に良い影響を与えてくれる選手。彼は才能があり、この若さにもかかわらず、すでに多くの経験を積んでいるし、彼が日本一のチームで不動の存在であることには理由がある」などと期待している。

田中は東京オリンピック(五輪)代表メンバーに選ばれており、この後、日本に帰国し、五輪でのメダル獲得を目指すチームで活動する。