チェルシーのスペイン人DFマルコス・アロンソ(30)が、今後は試合前の「膝つき」を行わない意向を示した。複数欧州メディアが報じた。

試合前の膝つきは人種差別反対を示すジェスチャーだが、同DFは今後はユニホームの袖についている「No Room for Racism(人種差別に居場所はない)」のマークを指さすしぐさを行うと説明した。

同DFは「僕は人種差別には絶対に反対だし、どのような種類の差別にも反対だ。いくつかの他のスポーツや他国のサッカーリーグがやっているように、人種差別反対マークを指さそうと思う」と話したという。

アロンソは膝つきよりも、マークを指さすことを選んだことについて「はっきりとは分からないけど(膝つきは)少し効力を失ってきたかもしれない。だから人種差別と戦うことへの支持を明らかにするためにマークを指さしたいと思う」と話した。