“サッカーの王様”ペレ氏(80)が、自らが持っていた南米出身選手の代表通算最多ゴール記録を抜いたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)を祝福した。

メッシは9日のワールドカップ(W杯)南米予選ボリビア戦でハットトリックをマークして3-0の勝利に貢献。代表通算ゴール数を79に伸ばし、南米出身選手の最多記録であるペレ氏の77ゴールを抜いていた。

ペレ氏は自身のインスタグラムに「やあレオ・メッシ、遅れてごめん。でも今月、君がまた記録を破ったことを祝福しないわけにはいかない。君のサッカーの才能は驚くべきものだ。(パリSGでも)エムバペ、ネイマールとともにより多くのものを勝ち取ることを願っている」と書き込んだ。

ペレ氏は4日に結腸にできた腫瘍を取り除く手術を受け、現在は回復途中。メッシがペレ氏の記録を破った当日には祝福できていなかった。