今季まだ公式戦の出場がないバルセロナのDFサミュエル・ウムティティ(28)が1日の練習後、ファンと一触即発の状況になった。

3人のファンが練習場を後にしようとしていたウムティティの車の前に立ちふさがり、ボンネットを触ったり、腰掛けたりした。

ウムティティは無理やり車を発進させて通りすぎた後、車を止め、怒りの表情で3人のもとへ歩いていった。

1人のファンに対して、手でジェスチャーをしながら「こっちへ来い」と迫り「(修理の)お金を払ってくれるのか? なんで車を触るんだ。リスペクトがどういうものか分かっているのか」などと怒声を浴びせた。その後、再び車に乗り込んで去って行った。

ウムティティは今夏、当時のクーマン監督の構想から外れたが、退団を拒否。“不良債権”となった同DFを放出できなかったことが、メッシ(現パリ・サンジェルマン)との再契約が難しくなった要因の1つと考えたファンからブーイングを浴びることもあった。