元ブラジル代表FWで、バルセロナやインテル・ミラノ、レアル・マドリードなどで活躍した“怪物”ロナウド氏(45)が、16歳の時にプロデビューを飾った古巣クルゼイロを購入することが決まった。

オーナーとなるロナウド氏は、クルゼイロのセルジオ・サントス・ロドリゲス会長がインスタグラムにアップした映像の中で「この話し合いがうまくいってうれしい。クルゼイロに恩返ししたいし、クラブがいるべきところに戻したい」と話した。

クルゼイロは19年にブラジル1部17位となって降格。ここ2シーズンは2部での苦闘が続いている。ロナウド氏は同会長から「フェノメノ(怪物)」という文字の入った背番号9のユニホームを渡されると「やるべきことはたくさんある。ファンにはもう1度クラブと密接に結び付き、スタジアムに足を運んでほしい。彼らの声援と団結力が必要だから。私はもう1度クルゼイロを最高のクラブにするために、大きな野望を持っている」などと話した。

地元メディアの報道によると、ロナウド氏は4億レアル(約79億8500万円)を支払って、クラブの筆頭オーナーになるという。ロナウド氏はスペイン2部バリャドリードの筆頭オーナーでもある。