フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(30)が、今年10月17日に法廷に立つことになった。詐欺と汚職の容疑がかけられているという。ブラジルの投資会社DISが声明で明らかにした。

ネイマールが13年にサントスからバルセロナへ移籍した際のことが問題となっている。同FWの権利の一部を所有していたDIS社が所定の金額を受け取っていないと、ネイマールら関係者を提訴していた。

この提訴に対し、ネイマールらは17年に異議申し立てを行っていたが、これを裁判所が却下。実際に裁判が行われることになった。

DISはネイマールの他、当時のバルセロナ幹部、サントス幹部、ネイマールの両親らが運営しているN&N社を訴えており、それぞれが法廷に立つという。裁判は10月31日まで行われるが、DIS社に所定の金額が支払われなかった原因が誰にあるのかが焦点となる。