今季レアル・ソシエダードに完全移籍した日本代表MF久保建英(21)がリーグ開幕前最後となるビルバオとの一戦に右ウイングで先発し、後半30分までプレーした。

4-3-3の右ウイングでプレーし、積極的にドリブルを仕掛け、厳しいチャージを受けながらも相手の脅威となった久保について地元紙は高く評価した。エル・ディアリオ・バスコ紙は「ベスガとラウール・ガルシアから足元に非常に激しいタックルを受け、さらにビビアンの膝蹴りが顔面に入った。最も危険なチャンスを生み出した選手となり、さらにヘディングシュートを放った。電光石火の動きだった」と絶賛。チームトップとなる唯一の4点(5点満点)をつけた。

今夏のプレシーズン戦全6試合を終えたRソシエダードは、14日にアウェーで行われるカディス戦でリーグ開幕戦に臨む。(高橋智行通信員)