ロシアサッカー連合(RFU)が、欧州サッカーの統括団体である欧州サッカー連盟(UEFA)から脱退し、アジアサッカー連盟(AFC)に移籍することを検討すると、スポーツ専門局ESPNの電子版が報じた。30日に理事会を開くという。

ロシアの全クラブと代表チームは、ウクライナ侵攻後の2月に国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAから主催する大会への出場停止処分を受け、今も停止処分は続いている。

AFCに移ることで、FIFAから措置を解除された後、ロシアのチームがより歓迎される環境で活動を再開できるようになると考えているという。

23日にモスクワでAFCへの移行の可能性を議論する会議が開かれ、30日には決定が下される可能性があるという。

情報筋によるとUEFAは状況を見守っており、ロシアが立場を明らかにするのを待っているという。

これまでUEFAを脱退した国はない。AFCは06年にオセアニアサッカー連盟を脱退したオーストラリアを受け入れた前例がある。