サッカーの元日本代表FW斎藤学（32）が、オーストラリアAリーグのニューカッスル・ジェッツに移籍した。

25日、斎藤がインスタグラムで「この度、オーストラリアにあるニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCに移籍する事になりました。サッカーができる喜びを感じながら、また日本、韓国とは違った国の文化、言語を学んできたいと思います。チームの力になれるよう頑張ってきます」と移籍を報告した。

「オフシーズンの間、練習参加させてくれた愛媛FCユース、中京大学の皆さん本当にありがとうございました」と調整の場を与えてくれたチームにも感謝。ニューカッスル・ジェッツも加入を正式発表した。

横浜F・マリノスの下部組織で育ち、そのドリブルで早くから注目を集めた斎藤。2012年のロンドンオリンピック（五輪）で日本代表入りし、アルベルト・ザッケローニ監督のもと、14年のFIFAワールドカップ（W杯）ブラジル大会の日本代表メンバーに選出された。

18年に横浜から川崎フロンターレに移籍し、リーグ優勝も経験。その後、21年に名古屋グランパスに移籍し22年6月からの半年間は韓国Kリーグの水原三星ブルーウイングスでプレー。昨年12月に契約満了で退団し、フリーの立場だった。

ニューカッスル・ジェッツはここまで4勝2分け7敗の勝ち点14で、Aリーグで12チーム中11位と苦しんでおり、救世主として元日本代表を迎え入れた。