【マドリード(スペイン)29日=高橋智行通信員】

レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)は敵地でのラージョ・バジェカーノ戦に先発し、PKを誘発するなど存在感を放った。2-1の後半35分に途中交代後、追いつかれてドローとなった。

この日も右サイドで先発。マッチアップの相手は運動量と粘り強さが売りのDFエスピノだった。「結構やりにくい相手です、エスピノ選手は。ずっとマークでついてきて、見えないところで引っ張って、みたいな」という厄介な相手に加え、さらに複数マークにあう中、随所に存在感を放った。

後半10分、左サイドの中盤から一気にペナルティーエリア手前まで前進して反則を獲得。20分にはブライス・メンデスとのパス交換で右サイドの深いエリアに攻め込み、クロス。これがエスピノのの手に当たり、ハンドによるPKを誘発した。これをオヤルサバルが冷静に決め、逆転に成功した。ハンドについては「全然分からなかった」としつつ「まあでもPKになってよかった」とあっさりと振り返った。

32分には味方のカウンターでオヤルサバルの左クロスを左足ダイレクトでミドル。GKの位置を見てやや浮かせた軌道の技ありシュートは惜しくも枠外に外れたが、厳しいマークをものともしなかった。中央やサイドを変えるなどして工夫し、エスピノのマンマークをいなした久保は「彼はそういうの捕まえるのが苦手な選手なので。そういったところでよかったかなと思います」と振り返った。