元日本代表主将でブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトMF長谷部誠(40)が24日、都内で現役引退会見を行い、指導者としての第2の人生計画を明かした。

まずは同クラブのU-21チームのコーチとしてスタートし、いずれはドイツでライセンスを取得して日本人初の欧州5大リーグ監督を目指す。W杯出場や、欧州での指揮経験を持つ日本代表監督の誕生にも期待が高まる。

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以下は主な一問一答。

-引退を伝えたときの家族の反応は

「妻や母は、素直に受け入れてくれたが、父は『いいのか、それで。オレは認めん』と怒ってました(笑い)。お酒が入ってたと思います」

-欧州に行った当初、このキャリアは想像したか

「全く。2年半契約で行って、ドイツの冬は午後4時には外が真っ暗。絶対に2年半で日本に帰ろうと思った。慣れって怖いですよね。環境適応にたけていたことで、やってこれたんじゃないかな」

-日本代表とクラブの両立で苦しかったことは

「ザッケローニ監督の時。(ウォルフスブルクで)移籍問題でもめて、チームに残ることになってベンチにも入れず練習もさせてもらえない時期もあった。それでも代表で主将として示さないといけない。説得力がない部分を感じて、すごく悩んで苦しい時期だった」

-岡田武史監督が指導者の期待を寄せていた

「僕には『今治でプレーしろ』とすごくメールが来てましたけど(笑い)。岡田さんとは人として情熱があり、自分が影響を受けた監督の1人。試合に入るモチベーション、持って行き方は勉強になった」。