ジャカルタ・アジア大会の男子バスケットボール代表４選手が２０日、現地での買春行為で日本選手団から事実上追放された。永吉佑也（２７＝京都）、橋本拓哉（２３＝大阪）、佐藤卓磨（２３＝滋賀）、今村佳太（２２＝新潟）が同日帰国し、都内で会見。４人は「ＪＡＰＡＮ」のロゴが入ったシャツを着て歓楽街で買春したことを認め、謝罪した。日本バスケットボール協会は裁定委員会を設置し、同委員会からの答申を待って処分を下す。

　会見に同席した岸弁護士によれば、今回の買春行為は日本の法律にあてはまれば売春防止法に抵触するが、同法律には罰則規定はないという。また、同弁護士はインドネシアの法律をまだ調べきれていないと前置きした上で「合法か違法かどうかは確認できていないが、日本同様に違法の可能性がある」と説明した。