埼玉が最終7区で逆転し、2時間19分10秒で、2015年以来となる3年ぶり2度目の優勝を飾った。

 

 1区の7・0キロ(高校生区間)では井川龍人(九州学院高)が猛追してきた長野・松崎咲人(佐久長聖高)を振り切りトップでタスキリレー。区間賞で19分56秒の走りを見せた。

 3区(大学生・社会人区間)では茨城・森田が単独トップでタスキリレー。しかし、5区(高校生区間)で昨年優勝の長野がトップを奪った。2位でタスキを受けた中谷雄飛(佐久長聖高)が茨城・片根洋平(水城高)を追い抜いた。

 長野はトップでアンカー7区・関颯人(東海大)につないだが、4位でスタートした埼玉・設楽悠太(Honda)2・5キロ地点で関ををつかまえ、先頭を快走。そのままゴールし、逆転優勝を飾った。

 レース前の大会HPによる出走予定選手の記録を基にした予想ランキングで埼玉が1位とされていたが、下馬評通りの強さを見せた。

 

 前回大会は長野が7度目の優勝。2位福岡、3位愛知だった。