1区(10キロ)。10チームで先頭集団を形成したが、9キロ手前で八千代松陰(千葉)の佐藤一世(3年)が飛び出し、日本人最高記録(28分54秒)を更新する、28分48秒でたすきをつないだ。

2区(3キロ)は八千代松陰の石井優吉(2年)が、学法石川(福島)の山口智規(1年)に追いつかれながらも、再び引き離し、トップでバトン。

3区(8・1075キロ)は、たすきをトップと10秒差で受け取った仙台育英(宮城)の吉居大和(3年)が1キロ付近でトップに立った。

だが、倉敷(岡山)のフィレモン・キプラガット(3年)が1・3キロ付近で4人抜きでトップに立ち、中間地点で2位八千代松陰に22秒差をつけた。中継地点では区間記録22分40秒に迫る22分44秒でたすきをつないだ。

仙台育英の吉居は残り1キロ地点で苦しげな表情を見せ2位争いから脱落。トップから約1分遅れて、次走者にたすきを託した。