東京オリンピック(五輪)代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権長距離種目は4日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われる。

男子1万メートルでは田村和希(住友電工)が日本新を狙っている。まさに絶好調の状態で、連覇へ向けて調子を合わせてきた。日本記録は15年に村山紘太(旭化成)がマークした27分29秒69。それを塗り替えた先に、五輪の参加標準記録27分28秒0が見えてくる。

また今季27分台を出している鈴木健吾(富士通)、相沢晃(旭化成)、西山雄介(トヨタ自動車)らも注目。またマラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、マラソン前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、マラソンで2時間6分54秒の自己記録を持つ井上大仁(三菱重工)も参戦するだけに、熱い戦いになりそうだ。