1年生2人が明暗を分け、優勝候補が5位に甘んじた。

3区石原翔太郎(倉敷)が区間賞の走りで3位からトップに立ったが、4区佐伯陽生(伊賀白鳳)が区間19位で6位後退。3年連続山登りの西田壮志(4年=九州学院)も順位を1つ戻しただけだった。1区2位の塩沢稀夕(4年=伊賀白鳳)主将は「エースとして区間賞が絶対条件だった…」と唇をかんだ。

往路を制して逃げ切るプランが崩れた両角速監督は「総合優勝? 厳しいでしょう。でも、レースは何が起こるかわからないので」と3分27秒差の逆転を狙う。