びわ湖毎日マラソン(28日、大津市皇子山陸上競技場発着)に初出場する青学大出身の下田裕太(24=GMOインターネットグループ)が、目標を自己記録更新と優勝に設定した。

26日、招待選手リモート会見に出席。昨年12月の故障以降は状態を上げているといい「条件さえ整えば自己ベスト(2時間7分27秒)も狙える。自己ベストで優勝を目標にしています」と力強く言い切った。

2月に予定されていた香川・丸亀国際ハーフマラソンは、新型コロナウイルスの影響で22年に延期。そのため同様の距離を練習に組み込み「できるか、できないかのギリギリの設定で20キロまで走った」と明かす。レースに向けては「自分でマラソンを走りきれるイメージをきっちりと持って、35~40(キロ)のラップを落としすぎないようにやっていくことが、タイムにつながると思います」とこだわるポイントを掲げた。

今大会には自らの自己記録を上回る高久龍(ヤクルト)、井上大仁(三菱重工)、小椋裕介(ヤクルト)らが出場する。下田は「周りの選手もいい選手が集まっている。レベルの高い大会になると思うので、楽しみにしています」と力を込め、2日後の号砲へ気持ちを高ぶらせた。