28日号砲の、びわ湖毎日マラソン(大津・皇子山陸上競技場)の招待選手会見が26日、オンラインで行われた。

ハーフマラソンで1時間0分0秒の日本記録を持つ小椋裕介(27=ヤクルト)は「(2時間)8分台を目標に走りたい」と抱負を述べた。出身は青学大。自己ベストは好条件だった昨年3月東京で、2時間7分23秒。課題の終盤を克服すべく、体を仕上げてきた。自信を上積みし、今後の代表選考レースにつなげたい。

びわ湖毎日マラソンは来年以降、大阪マラソンと統合され、滋賀県での開催は今回が最後となる。数々の名勝負を生んだが、大きな節目を迎える。小椋は「昔から続く伝統ある大会。次世代にもレガシーを受け継いでいかない。そのためにはしっかり走りたい」と力を込めた。