陸上のミズノは16日、女子短距離の和田麻希(34)と市川華菜(30)が24日から3日間実施される全日本実業団対抗選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を最後に引退すると発表した。

09年世界選手権400メートルリレー代表の和田は龍谷大1年の05年から日本選手権に17度出場し、13度の入賞を果たすなど長年に渡り、安定した成績を残し続けた。目を引く髪形でも注目を集めてきた。

12年ロンドン五輪400メートルリレー代表の市川は、17年日本選手権では100メートル、200メートルの2冠を達成。まさに人気と実力を兼ね備え、日本の女子陸上界を支えていた。

ともに全日本実業団対抗選手権には100メートルと200メートルにエントリーしている。

市川は、自身のツイッターに「この大会が現役最後のレースとなります。笑顔で最後まで走りますので応援よろしくお願いします。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。まだ泣かないぜっ笑」と記した。