陸上男子110メートル障害で世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表に選ばれた村竹ラシッド(順大)が日本選手権から一夜明けた13日、大阪市内で会見に臨み「日本代表になったんだなという気持ちでいっぱい。初めての出場を楽しんで試合に臨みたい」と意気込みを語った。

この日の会見に登壇したのは7選手(橋岡優輝、泉谷駿介、広中璃梨佳、田中希実、三浦龍司、黒川和樹、村竹)の中では、唯一初めて世界選手権に出場する。「今までテレビだったり、YouTubeで見てきた画面越しの選手と走れる機会をいただいて、光栄だと思っている。その経験を糧にして、今大会のみならずこれからの世界大会でも活躍できるようにしたい」と話した。

村竹は前日12日の決勝で13秒31(向かい風1・2メートル)を記録して2位だった。予選で参加標準記録(13秒32)を突破しており、世界選手権の代表に内定した。

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