名城大が2時21間分56秒で5連覇を達成、全日本に続き5年連続の2冠となった。大阪学院大が最終7区で日体大を逆転し8年ぶりの2位、不破聖衣来を欠いた拓殖大は9位だった。

5連覇の「5」ポーズを決める名城大の選手たち。前列右から3人目が米沢 
5連覇の「5」ポーズを決める名城大の選手たち。前列右から3人目が米沢 

■■ 最終順位 ■■

(1)名城大 2時21間分56秒

(2)大阪学院大+3分11秒

(3)日体大  +3分25秒

(4)全日本大学選抜+3分43秒

(5)立命大  +4分32秒

(6)大東大  +5分44秒

(7)城西大  +5分51秒

(8)関大   +5分54秒

↑ここまで入賞

(9)拓殖大  +5分54秒

(10)大阪芸大 +6分13秒

(11)東北福祉大+6分36秒

(12)順大   +7分09秒

(13)中大   +7分49秒

(14)関西外大 +7分54秒

(15)玉川大  +8分37秒

(16)亜大   +8分42秒

(17)東京農大 +9分08秒

(18)福岡大  +9分58秒

(19)京都光華女子大+10分25秒

(20)東洋大  +10分32秒

(21)佛教大  +11分06秒

(22)筑波大  +11分09秒

(23)中京学院大+12分39秒

(24)静岡県学生選抜+17分46秒

表彰台で笑顔を見せる名城大の米沢(右から2人目) 
表彰台で笑顔を見せる名城大の米沢(右から2人目) 

◆レース経過  ※タイムは速報値

◆1区=4・1キロ(富士山本宮浅間大社前~富士山本宮浅間大社前)

※浅間大社を囲むように市内を周回。20メートルの上り下りがある厳しいコース

◆スタート 午前10時に号砲。24チームが一斉にスタート。天候は晴れ、気温6度、湿度52%、北北西の風2・8メートル。

◆1キロ 3分22秒で通過、ややゆっくりしたペース。名城大、大東大などが集団前方で引っ張る

◆2キロ 集団が縦に伸び、立命大が遅れ始める

◆2・6キロ 名城大が飛び出し大東大が追う

◆3・1キロ 残り1キロ、名城大がペースを上げる

◆第1中継所 名城大・柳楽あずみがトップで石松愛朱加にタスキリレー。日体大、大東大が続いてタスキをつなぐ

(1)名城大  12分46秒

(2)日体大  +9秒

(3)大東大  +10秒

(4)城西大  +17秒

(5)全日本大学選抜+18秒

(6)大阪学院 +20秒

(7)東北福祉大+21秒

(8)関西大  +21秒

(9)亜細亜大 +22秒

(10)東洋大  +34秒

◆2区=6・8キロ(富士山本宮浅間大社前~石井鉄工所前)

※高低差98メートルの長い下り

◆2キロ 首位を走る名城大、日体大がじわじわ追い上げる。3位集団に大東大、東北福祉大、城西大、大阪学院大、全日本大学選抜。立命大は最下位から追い上げる

◆4キロ 名城大と2位日体大の差は3秒ほど。3位集団から東北福祉大が抜け出す

◆5キロ 立命大が6人抜き18位に浮上

◆6キロ 立命大が10人抜きで14位浮上

◆第2中継所 名城大・石松愛朱加が米澤奈々香にトップでタスキリレー。日体大が10秒差の2位、東北福祉大が3位でタスキをつなぐ

(1)名城大  34分05秒

(2)日体大  +10秒

(3)東北福祉大+28秒

(4)大東大  +43秒

(5)大阪学院大+43秒

(6)全日本大学選抜+43秒

(7)大阪芸大 +45秒

(8)城西大  +46秒

(9)拓殖大  +59秒

(10)佛教大  +1分13秒

◆3区=3・3キロ(石井鉄工所前~富士市交流プラザ前)

※平たん区間もJR東海道線の高架橋のアップダウンに注意

◆1・5キロ 大東大が東北福祉大をとらえ3位浮上

◆2キロ 名城大が2位以下を引き離し単独走。立命大が佛教大をとらえ10位浮上

◆第3中継所 名城大・米澤奈々香が区間新の走り、トップで増渕祐香へタスキリレー。日体大は43秒差の2位、全日本大学選抜が3位でタスキをつなぐ

3区で区間新の走りを見せた名城大・米沢(右) 
3区で区間新の走りを見せた名城大・米沢(右) 

(1)名城大  44分08秒

(2)日体大  +43秒

(3)全日本大学選抜+1分01秒

(4)城西大  +1分04秒

(5)東北福祉大+1分07秒

(6)大阪学院大+1分12秒

(7)大東大  +1分20秒

(8)大阪芸大 +1分25秒

(9)拓殖大  +1分33秒

(10)順大   +1分59秒

◆4区=4・4キロ(富士市交流プラザ前~クリーンセンターききょう前)

※平たん区間も富士川河川敷を冬の風が吹き付ける

◆1キロ 名城大が独走

◆2・8キロ 城西大が3位浮上

◆第4中継所 名城大・増渕祐香からエース山本有真へトップでタスキリレー。日体大は1分02秒差の2位、城西大が3位でタスキをつなぐ

(1)名城大  58分17秒

(2)日体大  +1分02秒

(3)城西大  +1分32秒

(4)大阪学院大+1分37秒

(5)全日本大学選抜+1分42秒

(6)東北福祉大+1分56秒

(7)大阪芸大 +2分02秒

(8)拓殖大  +2分07秒

(9)大東大  +2分24秒

(10)玉川大  +2分35秒

◆5区=10・5キロ(クリーンセンターききょう前~ジヤトコ本社前)

※エース区間。しらす街道、田子の浦港、富士市の中心市街地、吉原商店街を駆け抜ける最長区間

◆2キロ 名城大・山本有真が独走

◆2・3キロ 立命大が大東大を抜き9位浮上

◆3・5キロ 2位日体大に大阪学院、全日本大学選抜が迫る。立命館は7位浮上

◆5キロ 名城大・山本有真が独走、16分10秒で通過。2位日体大は1分45秒差。大阪学院、全日本大学選抜が2位と22秒差で通過

◆5・5キロ 立命大が7人抜きで5位浮上

◆7キロ 名城大・山本有真が独走。全日本大学選抜が単独3位に

◆9・5キロ 残り1キロ、名城大・山本有真が独走

◆第5中継所 名城大・山本有真から小林成美へ笑顔のタスキリレー。日体大は2分28秒差の2位、全日本大学選抜は3位でタスキをつなぐ。静岡県学生選抜は繰り上げスタート

(1)名城大  1時間32分22秒

(2)日体大  +2分28秒

(3)全日本大学選抜+2分37秒

(4)大阪学院大+2分53秒

(5)立命大  +3分06秒

(6)関大   +3分32秒

(7)東北福祉大+3分57秒

(8)城西大  +3分58秒

(9)大阪芸大 +4分46秒

(10)順大   +4分47秒

◆6区=6キロ(ジヤトコ本社前~遠州トラック駐車場前

※富士山撮影のビューポイントである田園地帯の長い直線コース

◆3キロ 名城大・キャプテン小林成美が独走。2位の日体大は粘りの走り

◆5キロ 2位日体大は3位全日本大学選抜との差を広げる

◆第6中継所 名城大・小林成美から谷本七星にトップでタスキリレー。日体大が2分07秒差の2位、全日本大学選抜が3位でタスキをつなぐ

(1)名城大  1時間52分18秒

(2)日体大  +2分07秒

(3)全日本大学選抜+2分40秒

(4)大阪学院大+2分51秒

(5)立命大  +3分19秒

(6)関大   +4分24秒

(7)東北福祉大+4分38秒

(8)城西大  +4分46秒

(9)大阪芸大 +5分05秒

(10)順大   +5分15秒

◆7区=8・3キロ(遠州トラック駐車場前~富士総合運動公園陸上競技場)

※3キロ過ぎから高低差約4・6キロで169メートルの厳しい上り。その中の源太坂(3・8キロ地点)は急激な下り区間。フィニッシュとなる富士総合運動公園陸上競技場の手前が標高の最も高い176メートル

◆2キロ 名城大・谷本七星がゆったりしたフォームで独走

◆4・2キロ 名城大・谷本七星が中間点を13分48秒で通過し厳しい上り坂に入る。大阪学院大が全日本大学選抜を抜き3位に浮上

◆6キロ 名城大・谷本七星が苦しそうな表情で坂を上る。3位大阪学院大が日体大を追い10秒ほどの差に

◆フィニッシュ 名城大が2時21間分56秒で5連覇達成。大阪学院大が日体大を逆転し2位となった、14秒差の3位に日体大

(1)名城大 2時21間分56秒

(2)大阪学院大+3分11秒

(3)日体大  +3分25秒

(4)全日本大学選抜+3分43秒

(5)立命大  +4分32秒

(6)大東大  +5分44秒

(7)城西大  +5分51秒

(8)関大   +5分54秒

(9)拓殖大  +5分54秒

(10)大阪芸大 +6分13秒


区間賞

1区:名城大・柳楽あずみ 12分46秒

2区:大阪芸大・北川星瑠 21分08秒

3区:名城大・米澤奈々香 10分03秒(新)

4区:名城大・増渕祐香  14分09秒

5区:名城大・山本有真  34分05秒

6区:日体大・嶋田桃子  19分35秒

7区:名城大・谷本七星  29分38秒

   


◆出場チーム 名城大、立命大、大阪学院大、大東文化大、拓殖大、日体大、城西大、関大、福岡大、大阪芸大、東京農大、関西外大、中大、東洋大、玉川大、順大、筑波大、京都光華女子大、佛教大、東北福祉大、亜大、中京学院大、全日本大学選抜、静岡県学生選抜


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